その費用と数値を考慮する腫瘍マーカーの検査方法とは
腫瘍マーカーの検査方法とは血液中のマーカー数値を測定するといったもので、基本的に血液検査によって実施されます。
おもに健康診断や人間ドックなどで実施されることが多いですが、この検査はがんの進行度合いを測定することが目的であり、詳しい検査方法とは血液中のがん細胞の増減によるたんぱく質や抗体の量を測定するといったものです。
もっとも、腫瘍マーカーは種類も豊富なため、その腫瘍マーカーによって測定可能ながんの種類も異なりますし、精度に関しても腫瘍マーカーそれぞれによってばらばらなため、一種類のみで測定したとしても、あまりメリットはありません。
また、数値に関しては一般的な他の健康診断の項目のように、平均値を基本としてそれよりも高いか低いかといったことを調べるのではなく、過去に測定した数値と比較してどのように変化しているのかを確認します。
それゆえにたとえがん患者でなかったとしても、健康診断などで腫瘍マーカーを調べることもあります。
その検査方法とは人間ドックなどの際、血液検査でオプションとして利用されることが多い腫瘍マーカー。
このような場合は費用も一項目がオプションなために約二千円前後といったケースが多く、検査する項目が増加すれば増加するほど、その費用も上乗せされるために高くなります。
もっともこれはあくまで健康診断や人間ドックなどのケースであり、個別に腫瘍マーカーのみを測定するとなれば、また費用も違ってきて、これよりも割高になることが一般的です。
ちなみによく勘違いされがちなのですが、この検査はがんの有無を調べるための検査ではなく、あくまでがんの進行や治療効果を調べることが目的です。
それゆえに健康な状態で個別に測定をすることは、あまり意味がありません。
よってやはり健康診断や人間ドックのオプションとして利用することをお勧めしますし、いろいろな疑問点や不安、詳しい見方などの分からない点があるのなら、直接医師に尋ねて相談してみると良いでしょう。
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