腫瘍マーカー シフラ 高値

腫瘍マーカーのシフラが高値となるガンについて

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 近年、肺ガンは日本人のガンによる死亡原因のトップとなりましたが、まだ増加する傾向にあります。
そして、肺ガンの検査等ではCEA、CSS、NSE、シフラ、ProGRP、SLXなどの腫瘍マーカーが臨床の場で用いられています。
腫瘍マーカーといえばガンの特異性が低く、さらに早期ガンなどでは数値に異常がでにくいケースもありますが、化学療法などの治療効果の判定時に有効となりよく利用されています。
肺ガンは大きく分けると小細胞ガンと非小細胞ガンに分けられます。
そして、前者は悪性度が高くなりますが、非細胞ガンよりも抗ガン剤や放射線治療の効果が期待できます。
一方、後者は小細胞ガンではないが肺ガンの総称となり、肺ガンの80〜85%を占めており、腺ガン、扁平上皮ガン、大細胞ガンなどがあります。
腫瘍マーカーの中でもシフラ(CYFRAサイトケラチン19フラグメント)は非小細胞ガンである扁平上皮ガン、腺ガン、大細胞ガンなどで陽性率が高くなるのです。

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腫瘍マーカーのシフラの基準値は測定方法によって異なりますが、RIA法では2.0ng/ml以下、EIA法では3.5ng/ml以下となっています。
シフラは非小細胞ガンの中でも扁平上皮ガンで60〜80%という確率で高値を示し、早期から陽性になるので早期診断にも有効とされています。
そして腺ガンでも40%程度が陽性となります。
さらにガン治療中の検査において治療効果があった場合には数値が低くなります。
そして、ガンの再発や進行することで数値が再び高値になるため他の腫瘍マーカーよりも正確性に優れているといえます。
また、加齢に伴って検査値がやや高値になる傾向はあるものの喫煙有無にも影響されず肺の良性疾患と間違える率も低いため優れた腫瘍マーカーといえます。
ただし、これにも他のマーカーと同じように臓器への特異性は少なく、卵巣ガンや乳ガンなどの婦人科ガンや消化器ガンでも陽性を示します。
そして、シフラが偽陽性を示す場合は食道ガンが50%、子宮頸ガンが30%、肺良性疾患が20%弱というデーターが存在しています。

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